昨日「指を切断するかもしれない」と言われ、不安で怖くてたまらなく、一睡もできないまま開院と同時に病院に飛び込みました。
運命の診察と創傷処置
診察室に入るとすぐに指を見られ、昨日の血液検査の結果を知らされます。
なんと、（空腹時ではない）血糖値は336、ヘモグロビンA1cは13とのこと。
悪くなってるとは思っていたけれど、ここまで高くなっていたとは・・・
先生から散々説教を受けた後、とりあえずすべての原因となっている巻き爪をなんとかしましょうということになり、処置室へ。
そもそもは爪が皮膚に食い込んでいるせいで化膿していますから、さっそく局部麻酔をかけ、食い込んでいる部分の爪を切り取り、縫合します。
これも一応手術ということになるのですが、手術名は「創傷処置で切開と排膿」だそうです。
病名は「爪周囲炎」とのこと。
巻き爪手術の麻酔は激痛い？
巻き爪の治療で爪を剥がしたり切る時に使う麻酔は、昭和の歯医者の麻酔より痛く、この世のものとは思えない痛み！と妹が以前言っていましたが（妹も足の巻き爪を剥がしてもらった経験あり）、どんだけ痛いんだとかなりの覚悟をしていたのに、そこまでたいした痛みではありませんでした＾＾；
まあ普通に痛いことは痛いけれど、いつまでも引きずる痛みでもないし。
これよりもっと痛い思い、私もそうですが皆さんも、今まで何度も経験あるかと・・・
妹は大げさすぎ！それとも医者が下手だったのか、私の担当医が上手かったのか？
結論：麻酔よりも爪が食い込んでいる方が痛い
ここで日記を一時中断して、巻き爪を剥がす時の麻酔が怖くて治療に行けないでいる方にメッセージ。
爪が皮膚に食い込んでいる状態の方がずっとずっと痛いですよ！
麻酔が効いてしまえば剥がす時の痛みはありませんし、後述しますが麻酔が切れたあとの痛みもそれほどではないし、巻き爪で痛い思いをしている方が100倍辛いです。
ぜひ、病院に行って相談してみてください！（全員が同じ結果という責任は持てませんが）
入院必須の理由
さて、日記の続きですｗ
指を切断しなくても済む確率を上げるためには抗生物質の点滴を1日2回受け、緊急に血糖値も下げなくてはいけないとのことで、もう入院するしか選択肢がありませんでした。
そこまでしても、必ず切断を回避できるとは現時点では言い切れない
とのこと。
担当医は爪の化膿を診てくれる整形外科の先生と、血糖値を診てくれる糖尿病専門医です。
その後入院の手続きになるわけですが、なにしろ右手の親指が包帯ぐるぐる巻きで、文字なんて書けやしない。
なのであとから主人に来てもらい代筆してもらうという話になったのですが、どうしても今署名しなくてはならない書類が一枚だけあり、仕方ないので左手で書きました・・・
とんでもないみみず文字です。
入院の目安は2週間～3週間と言われました。
ただ、状態が悪ければもっと長引くかもしれないし、いつ退院できるという約束はできないとのこと。
そして、はい、このまますぐ入院！という流れに。
入院前の準備
いやいや、ちょっと待って！
主人は車の免許を持ってないし（病院は車が無いと来にくい場所）、そもそも私の下着や私物がどこにあるかなんて全く把握していません。
それに私は急に倒れて救急車で運ばれたわけではないんだから動き回る元気はあるし、ちょっと準備する時間が欲しいとお願いしたのですが、看護師さんはイマイチ不満な様子。
そりゃ主人もタクシーなら来れますが、私に時間をくれれば済む話なのに。
そこで思い出しました。
その日私は、車で来ていたのです。
そこで「ずっとここの駐車場に停めておくわけにはいきませんよね。一度家に戻って置いてからまた来ます」と言ったらすんなりＯＫしてもらえたというかむしろ「じゃあ一度家に戻って置いてきてください」と言われましたが、2時間の時間制限付き。
病院を出た私は、その周辺にある「ダイソー」（100均）、「スギ薬局」（ドラッグストア）、「たかはし」（安い洋服屋）を駆け回り、入院に必要な品々を揃えます。
そして自宅に戻って腐りそうなものなどを捨て、主人と一緒にタクシーで病院に戻りました。
入院生活スタート
コロナの影響で入院中の面会は禁止ですが、入院の当日だけは家族が病室に入ることを許されます。
私と主人が病室に荷物を運んでいたら糖尿病の担当医が説明に来てくれました。
とても感じが良く、若い先生。
10分ほど三人で話したあと、主人は自宅に戻りました。
私が入ったのは差額ベッド代ゼロの四人部屋です。
この病院は、一番収容できる部屋でも四人部屋で、広々しているんですよね～
でも私が入院すると同時に二人が退院し、その日から5日間、推定70歳前後の斎藤さん（仮名）と二人きりで過ごすことになります。
入院生活初めての夜
消灯は21時、起床は6時。
今まで深夜型＋朝寝坊で過ごしてきた私には信じられないようなライフスタイルになるわけですが、前の晩は一睡もしていなかったこと、この日はバタバタ駆け回っていたということもあり、21時に部屋の灯りが消されてすぐ寝てしまいましたｗ
夕食は18時、朝食は8時です。
翌日の日記↓
巻き爪になってから入院するまでの話はこちらから↓
